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ゼミという枠 |
結局のところ、どうして売れるのか、というところにはたどり着いていない。
私は題名にすっかり騙されました。
一部学生の文章など、書籍化して堂々とお金をとれるほどのクオリティがあるのかどうか疑問。
学内でのプレゼンで終わらせるべきレベルなのか、
それともルイヴィトンの歴史に対して、専門外の、しかも時間の限られた学生ゼミでは仕方がないのかなと感じました。
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テーマ設定が絶妙 |
ルイ・ヴィトン、その名を知らない人はおそらくいないだろう。
その製品は日本では2500万個も使用されており、
成人女性なら二人に一人は持っているらしい。
まさに大量販売の高知名度商品である。
しかし、ヴィトンに大量生産品というイメージはなく、
これだけの個数が出回っていてもなお希少性を維持し、
テレビ・コマーシャルで見ることもないのにこれだけの知名度を持っている、
このルイ・ヴィトンの謎を、
東大客員教授の堺屋太一がゼミのテーマに選んだ。
そして堺屋太一とそのゼミ生である10人の東大生が、
著者となったのが本書である。
まず堺屋太一のテーマ設定が絶妙で、
こんなテーマやったら、みんな関心を持って一生懸命取り組めるだろうし、
全学を対象とする横断的学部ゼミにはもってこいで、
実際、10人は全員学部3?4年生で、学部も工・経済・教養・法などバラバラであるが、
問題なく、関心を持って取り組んでいる感じは本書に存分に現れている。
結論はしっかりと出ていないが、
何よりもテーマ設定が優れているので、
読みやすいし、
テーマ設定に対してそれぞれが関心のあることを自らの視点で調べ、
そこから導かれる見解も興味深い。
こんなゼミいいなあと思わせる本である。
ちなみに、
以前名刺入れを探したときのの私の感覚は、
サザビーやアニエスベーならあり得る、
コーチはちょっと厳しいがなしではない、
でもヴィトン、シャネル、エルメス、ティファニーは理解不能、
という感想を持ったので、
所詮私はヴィトンとは縁遠い。
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売れる理由は、なんとなく戦略でしょうか。 |
何となく高級感がある、何となく誰でも持っていそう、何となく定番、何となく・・・。
この本を読んで、ブランド戦略に必要なことは「何となく」なのではないか、そしてそれを伝説にし、神格化させることがブランド構築の核(コア)なのでしょう。
これだ! という強みを見せることなく、強いブランドであるルイ・ヴィトンの強さは、細かさ(繊細さ)にあるのでしょう。
東大生は、さすが東大生です。分析力は、学部学生の域を超えているのではないでしょうか。
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読み物としては面白い |
中々厳しい意見もあるようだが、個人的には読み物としては面白いと思う。
女子学生やおばさん達など実際にルイヴィトンを使っている人たちを取り上げた章は、他の本ではあまり目に出来ない内容ではないか。
インタビューの切り口も良いように見える。
また、他の章に関しても中にはおもしろい切り口から
「どうして売れるのか?」という問題に迫ったものもあり、
その真偽はともかくとして、楽しく読ませてもらった。
ビジネス書として、真剣に「売れる秘密」について知りたいと思うと
物足りなく感じるかもしれないが、
私のような一ブランド好きの者にとっては、面白かった。
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さすが商売上手堺屋太一! |
まあ、彼の個人的力ですね。
このような本が成立することが。
ゼミ生の単なるレポート集を本にまでしてしまうんですから。
はっきり言って表題のようなテーマによる流通のひとつの答えを期待しては駄目です。
彼らの単位を採るためのレポート集なのですから。
勿論、そんな言い方をされたら書いた学生達は心外かもしれませんが、
普通こんな本は成立しないでしょう。
やはり元大臣のコネクションか?
それとも彼のネームバリューか?
所詮東大生といえどもこの程度の論文で単位を採ってるんだということは理解できますが・・・。
ルイ・ヴイトンのことを知る為だったらもっと他の方法があるでしょうし・・・。
流通、消費者の動向を知るならどう考えても非力。
こんな本で日本の将来を担う東大生を甘やかしてはいけません。




